体の傾き



 カスタム少女のポーズエディタで一番最初に調節するボーン。それが体の中心です。今回は体の傾きの重要性についてです。

傾かない体制の方がむしろ稀


 簡単な実例です。



 上のポーズはバインドから片手を下げただけのシンプルなポーズです。シンプルですが、典型的なダメな例です。

 ちょっと立ち上がってバインドのポーズをとって見ましょう。両手を広げた状態から左手を下ろしてください。すると腰が右手を支えようとして傾きます。なので、特になにも意識しないでバインドのポーズから左手を下ろすとこのようなポーズになります。



 どのくらい傾いているか分かりやすいように、腰をリセットしたものを重ねてみます。



 ……思ったより分かりにくかったですねorz 足元のずれを見てもらえると嬉しいです。それと、腕を水平にするため手を加えました。

どのポーズでも人間なにかしら傾く



 立ちポーズでさえこの位傾きがあるとなれば、動きのあるポーズではなおの事腰は傾きます。人の体の動きの中心は腰です。まず腰が動いて、残りのパーツが後から追いかけてきます。

 コントラポストという言葉がよく使われます。このコントラポストをうまく表現する為に重要な役割をもつのが腰の傾きです。


コントラポスト(contrapposto)とは、体重の大部分を片脚にかけて立っている人を描いた視覚芸術を指す用語で、もともとはイタリア語である。片脚に体重をかけているため、肩や腕が尻や脚の軸からずれているのが特徴である。このためより動的な見た目になったり、逆にゆったりした見た目になる。

コントラポスト@wikipediaより引用

 さて、片足に体重をかけた状態というと、特殊な状態に思われるかもしれませんが、実際のところ人間は傾いている時の方が多かったりします。足の関節が同じように曲がっていないということは、体重が傾いているということです。

 歩いている時、立っている時、そしてしゃがんでいる時……さらには椅子に座っている時、信じがたいかもしれませんが寝転んでいる時でさえ身体は傾いています。むしろバインドのポーズのように傾きのない体勢の方が稀です。

 よって、もしカス子のポーズで自然さに欠けると思ったら、身体を傾かせて見てください。全部作り直しになりますが、きっといいポーズになると思います。少なくとも体の中心で0を叩いた時に角度の変わらないポーズよりは良くなると思いますのでお試しください。

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